何のために働くのか?

昨日クローズアップ現代で なぜ就職するのか?なぜ働かなければならないのか をやっていて 見入りました。今年に入って本格的に初めた就職活動。一番辛いと感じたのは 企業側の求めるものが非常に高いことです。正直 じゃぁ社会人の人は皆そんなに高い水準の意識を持っているのか? 就職する時そんなことを考えたのか? と 突っ込みたくなります。 社会人の先輩に聞くと そんなことは考えていなかった というお話をよく聞きます。 自分のやりたいことは何なのか? どういった仕事が自分に向いているのか そしてどんな自分になりどういう将来像を描いているのか といったことを明確に理解出来ていないといけない…。。。 何とも難しいです。 そもそも 何故働かないといけないのか? と考えるとこと自体が日本は豊かであるという証拠じゃないか ということを一緒に見ていた母が言っていました。確かにそれは言えます。一昨日環境社会学で 発展途上国の話を聞いたのですが 発展途上国の人口がいっこうに減らないのは 子供は財産であるということと 働き手になるから ということを知りました。 働かないと生活出来ないという危機意識というものが日本人には発展途上国よりも欠けている気がします。
何故働くのか… 飾りを取り払った芯を言うと やはり生計を立てる為や生きていく為、自分の好きなことをする為にお金を稼ぐ訳ですが、私は少なくともそのこと以上のものを半生を共にする仕事を通して得たいので就職活動をしています。明確な言葉ではなかなか提言が出来ませんが、社会の為に何かをし、自分を成長させていきたい という思いはあります。 

スピードが求められ、生き残りをかけて社会に勝負を挑んでいくには、意識を高く持った人を企業側は沢山採用して 教育に時間をかけるよりも即戦力として働き、若さたる奇抜なアイディアを求めているような気がします。
だからこそ求める人材像が高く要求されているような感じがします。

ある住宅機器メーカーの説明会に行ったのですが、感じたことはものの素材や性質や材質の良さを謳っても売れる時代ではないということ。今はそのものを使って自分の持つ時間を どう快適に素敵に過ごせるか ということが重要視されているような気がしました。 

ああ… しかし…難しく、厳しいです。。