久々の舞台!=LIVE…

今日明日はお囃子の本番。お祭り!しかしお祭り気分を楽しむことはなく<笑>舞台で 太鼓を叩いております。
かれこれ3月ぶりの本番の太鼓。 今日一発の目のLIVEは<笑>物凄く緊張した。去年と違った手ごと(曲)を2曲加えた祭礼。
間ものの『両国』と『金獅子』という曲。どちらもゆったりした曲で太鼓の手ごと(叩き方)も似ていて マスターするのにほんっとに苦労した曲。
その曲を今日 本番でやってみたところ うまくいった!!!!
LIVEの時は音楽の神が宿るのかどうなのかよくわからないけど チャレンジ精神が旺盛になって 気分はRYUICHI<笑>自分の世界に入りつつ<笑>周りの音を聴きつつ、通りを行きかう人に振り向いて貰えるように!!!

今回は曲の一連に色をつけてみた。
間ものと呼ばれる ゆったりした曲は 曲に音に重々しさを出す為に いつもよりも太鼓に近い距離からバチを落とし、間 ギリギリまで引っ張るような叩き方をしてみた。 ほんの少しだけど 音が変わったのが何とも嬉しかった!!! 
太鼓の見せ場である『師調目』には 『タマ』と呼ばれる 所謂ソロのようなものがあるのだが、長年演奏して来て大分落ちついて正確に打ち込めるようになったので、これも色をつけてみた。
強弱をはっきり、叩く部分をはっきり、おしまいは だんだん だんだんとゆっくりに。 いつもよりメリハリをつけて叩く。
叩いている時は堂々と それこそ歌手になったような感じで<笑>

これが清々しい位にうまくいった!!!!

『気』がこもってる・タマ入れの時がかっこ良い
等とのお言葉を貰い 物凄く嬉しかったーーーー><><

やっと『祭礼』をものに出来た気がする。精神的にもゆったりと落ち着いて叩ける様になった。
音楽とは面白いもので、壁にぶち当たっても乗り越えられると面白くて もっと上に行きたくてたまらなくなるものである。 もっと色々な曲を演奏出来るようになりたい。
もっと上の手ごとを盛り込めるようにしたい。
囃子の奥の深いところへまだまだ到達していないので、もっともっと音の洪水を泳げるようになりたい。

例年2日目にお神輿が出るのだが 去年はお神輿を神社に迎える時に演奏することが出来、今年はお神輿を見送る時に演奏することが出来た。
お神輿を見送る時は、意外とあっさりしていて お神輿を揺らして力の見せ合い等はせず、すーーーっと元に戻っていったのでちょっと物悲しかった。

総合評価としては、1日目の1発目に演奏した囃子がスピードも出来栄えも一番良かった様に思う。 
今回 演奏するに当たって 曲に関して色々考えながら叩いていたので いつものように ノリノリになって叩いちゃいました ではなくて、落ち着いた感じで叩けたことが何よりも身になった。

今年のお祭りは、沢山得るものがあった貴重なLIVEとなった。
前日の多摩LIVEでインスパイアされたものが 影響しているところもあり、
隆のLIVEは、精神的にも、音楽的にもプラスになっていること・パワーになっていることを実感。かけがえの無いもので、もはや無くてはならない存在だということを痛感した。
これからもLIVEで貰ったパワーを還元していけたらと思う。